遺品整理とは

遺品整理とは

遺品整理とは、家屋やお部屋の片付け・不用品の処分・清掃などの遺品の整理を、ご遺族様に代わり遺品整理のプロ(遺品整理士)が行うサービスです。
お客様一人一人に合わせてご相談をお受けいたします。
本来なら自分で整理をしたいけれどできないなど、さまざまなご事情により、ご遺族様ではどうにもできないことがあります。
故人・ご遺族様の思いを大切に、私たちがお手伝いいたします。

遺品整理士とは

最近のNHKの調査によると、全国の自治体を調査した結果、孤立死した人は、平成20年度だけで3万2千人にのぼることが分かりました。今後の人口推計でも、高齢者単身世帯の増加が予想されており、この数は4万人の大台に乗る事が確実視されています。
また、孤立死ではなくても、亡くなられた方と、近親者や地域社会とのつながりが希薄になってしまったことにより、これまでご遺族が担っていた遺品整理を、委託されるケースが増えています。
こういった社会的背景をふまえ、遺品整理士という資格が生まれました。
遺品整理士とは、遺品整理士協会の設定したもので、遺品整理業に一定のガイドラインを定めることを目指す事を目的とした資格です。各種関連法令を遵守することの指導に努めることで、遺品整理の専門家の養成と、当業界の健全化を図っている団体です。この遺品整理士は、遺品整理業に従事する方々はもとより、運送業、清掃業、リサイクル業等の関連業種の方々、及び自治体の担当部署との連携を示しています。

遺品整理士の活動

1.残された想いを、ご遺族へ
"遺品整理業"への理解、"供養" に対する知識や認識を持ち、想いのこもる品々を取り扱える専門家としての活動を行っています。
2.正しい知識・正しい対応
廃棄物やリサイクル品の取り扱いに関する各法規制を学び、遺品整理業特有の事項に対して正しい知識を持ち、それにともなった正しい処理を行うことを目的としています。
3.実務の流れ
心構えや留意点を理解し、より円滑になるように作業を行っています。
4.遺品整理業界の健全化
「遺品整理士」の資格認定により、遺品整理業に一定のガイドラインを定め、その中で各種関連法令を遵守する必要性の指導に努めることで、遺品整理業界の健全化をはかっています。
5.行政の働きかけ
全国で問題になっている高額請求や不法投棄などの撲滅のため、行政からの働きかけを含め「遺品整理士」の活動が勧められています。